不眠の改善に酸棗仁湯は効かない?成分や副作用・市販で購入できる? 

薬には西洋薬や漢方薬、そして昔から飲まれていた民間薬など様々なものがあります。

ただ、不眠で悩んでいる方にとっては、良く効いてくれる薬が一番なのは確かです。そして副作用の心配がないこともポイントです。

そこで副作用が少なくて体に優しいとされる漢方薬に注目したいと思います。

漢方薬も種類がとても多いですよね。

その中でも不眠の改善に用いられるのが酸棗仁湯(さんそうにんとう)ですが、その効果はどうなのでしょうか?

成分や副作用、そして市販で買えるか?についても見ていきましょう。

不眠の改善に酸棗仁湯は効かない?

酸棗仁湯(さんそうにんとう)は寝付きの悪い方に服用される薬です。

漢方薬ですから「生薬」の組み合わせによってできています。

生薬は自然界に生えている木や草の茎や葉、根そして皮といった部分を使い、乾燥させて煎じたりして用います。

薬が草や木からできているとなると、ちょっとイメージが湧きにくいかもしれませんね。

ですが不眠の薬としては代表的とも言えるのがこの酸棗仁湯です。

鎮静作用や睡眠作用があり、効き目は穏やかとされています。

服用の対象は心身が疲労している方です。

体力が落ちて体が弱っていたり、精神的に不安定であったりして不眠の症状があらわれている場合に効果的な薬になります。

反対に、元気があって精神的にも安定している方には、効果は期待できないようです。

同じ不眠でも、現実にはそれぞれの状況によって服用する薬も異なります。

酸棗仁湯に含まれる成分とは?

では酸棗仁湯に含まれている成分とその効果についてです。

含まれている生薬は全部で5種類になります。

1種類だけでないのはそれぞれの生薬の効果によって、より大きな効果が期待できるといった考え方からなのかもしれません。

*酸棗仁(さんそうにん)

神経を鎮める効果があり、寝付きを改善してくれます。神経質であったり体力がない方に効果的です。

*知母( ちも)

悪い熱を取り除くとされており、手足のほてりを取り除きます。血糖値を下たり、便秘にも効果があります。

*茯苓(ぶくりょう)

鎮静作用や、体が弱っているときの滋養(体の栄養となる)効果がある。痙攣を治したり利尿効果もあります。

*川芎(せんきゅう)

精神を鎮めたり、痛みを抑える、体を元気にする働きをします。また冷え性や貧血といった症状にも服用されることがあります。

*甘草(かんぞう)

緊張をほぐす作用があり、痛みやけいれんを緩和する効果があります。活性酸素を取り除いたり、免疫力を高めてくれます。

酸棗仁湯の副作用はあるのか

西洋薬と違って依存するような副作用はないとされています。

ですが、甘草を含む他の漢方薬と一緒に飲まないように注意しましよう。場合によっては「偽アルドステロン症」になることがあります。

アルドステロンは副腎(ふくじん)から分泌され、体内に塩分と水をためこみ、カリウムの排泄をうながして血圧を上昇させるホルモンです。このホルモンが過剰に分泌された結果、高血圧、むくみ、カリウム喪失などを起こす病気

引用元:http://www.pmda.go.jp/files/000144115.pdf

発症するとさまざまな症状があらわれます。

  • 血圧の上昇
  • 手足の力が入らない
  • 筋肉痛
  • 手足のしびれ
  • 動悸
  • 吐き気、嘔吐
  • 頭痛
  • 震え
  • 麻痺

飲み合わせを避けたい薬として甘草を含む薬の他に、その主成分でもあるグリチルリチンを含んだ薬に気を付けてください。

またこれらの症状があらわれたら、早めに病院に行くことをお勧めします。

もし分からないことあったりや不安なときには、医師や薬剤師に相談しましょう。

酸棗仁湯は市販でも買えるの?

酸棗仁湯は市販されてしますから、薬局で買うことができるのです。

メーカーも様々ですが一般用医薬品(第2類医薬品)に区分されています。

その副作用等により日常生活に支障を来す程度の健康被害を生ずるおそれがある医薬品であって厚生労働大臣が指定するもの

引用元:http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10601000-Daijinkanboukouseikagakuka-Kouseikagakuka/0000023433_1.pdf

*主な製造メーカー

  • ジェーピーエス製薬
  • 松浦漢方
  • 三和生薬
  • 小林製薬
  • 救心製薬
  • 剤盛堂薬品

通販でも買うことは可能ですが、まずは薬局で相談するのが良いと思います。

成分の含有量も異なりますので、くれぐれも服用には注意しましょう。

市販されていると気軽に買って服用してしまうところがありますので、気を付けるようにしたいものです。

誤った判断は「健康被害の原因」になりますからね。

まとめ

漢方薬も西洋薬も市販の薬って本当にたくさんあります。

時には何を買ったらいいのかも分からなくなるほどですが、そんな時あなたはどうされていますか?

もちろん相談しますよね。

いくら効き目が穏やかで副作用が少ないからと言っても立派な薬なのです。

自分で買った以上は自己責任になりますので、これから購入する方はそのことも忘れないようにしましょう。

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