不眠の改善にプラセンタ注射の理由&効能や副作用・費用はいくら?

プラセンタ注射が不眠の改善に良いという情報がありますが、本当なのでしょうか?

美容の分野でよく使われているといったイメージがあり、あまり実感がありません。

不眠にも効果があるとうたっているクリニックもあるのですが、なぜプラセンタ注射なのか?

その理由や効能、副作用、そして費用について調べてみましたので、見ていきましょう。

不眠の改善にプラセンタ注射の理由

プラセンタって何?

そもそもプラセンタとは何かといいますと、胎盤(たいばん)のことなんですね。

胎盤とは妊娠した時に、お母さんから赤ちゃんに酸素や栄養を送る役割を担っています。

その大きさは個人差がありますが20㎝ほどで、重さは500g~600g程度になります。

そして赤ちゃんの体がつくられる上で不可欠です。もし栄養が十分に送られなかったら成長することが出来なくなってしまいますからね。

一方、赤ちゃんから出された二酸化炭素や老廃物は、胎盤によってお母さんに送られてくるのです。

この繰り返しです。

胎盤と赤ちゃん、胎盤とお母さんとはそれぞれ血管でつながっていてやり取りをしています。

むくんだり尿にタンパクが出たらいけないというのは、血液の流れが悪くなって胎盤の機能が落ちてしまうからなんですね。

また飲酒や喫煙によって取り込まれたアルコールとニコチンも、胎盤を通過して赤ちゃんまで届いてしまいますから要注意です。

プラセンタ注射の理由

そんな大切な胎盤には出産で弱った体を回復させるすぐれた効果があるとされます。

猫や犬を飼っている方は見たことがあるかもしれませんが、出産のときに胎盤を食べてしまいます。

ただし、これには「出産したことを隠して、外敵から子供を守る」という説もあるようですね。

また、胎盤には古くから医薬品として用いられてきた歴史があり、紀元前にまでさかのぼります。

サプリメントは豚や馬といった動物からつくられたりしますが、注射で使われる医薬品の場合は感染症対策のために人の胎盤から作られています。

胎盤にはビタミン、アミノ酸、ミネラルなどがとても豊富に含まれていることが分かっています。

その働きは体の修復機能であったり若さを保つ効果があるとの理由から、現在はプラセンタとして多くの医療機関で美容や健康の目的で使われています。

これを効果的に取り込もうとするのがプラセンタ注射ということです。

注射に使われる医薬品としてはメルスモン注射剤(MELSMON)とラエンネック注射剤(LAENNNEC)という2種類が存在しています。

病院やクリニックで注射されるのは、このどちらかになります。

効能や副作用・費用はいくら?

効能と副作用について

プラセンタ注射は肝機能の改善と更年期障害の治療薬として厚生労働省から認可されています。

更年期障害ではイライラしたり、憂うつな気持ちになったりと精神的に不安定になりがちです。

また自律神経失調症の症状が出ることもあり、これらは不眠とも深く関わっています。

プラセンタ注射をすることでこれらの症状が改善されて、不眠にも改善の効果が出ていると言えます。

特徴として効果があらわれるのが早く、疲労回復などは1日~2日で実感できることもある反面、効果が切れるのも早いのです。持続するのは3日~4日とされていますね。

さまざまな効能があると言われていますが、どんなものがあるのか見ていきましょう。

  • 高血圧
  • 糖尿病
  • 喘息
  • 便秘
  • 疲労
  • 腰痛 
  • 前立腺肥大
  • 不眠症
  • 冷え性
  • 花粉症
  • 美白・美肌
  • 保湿効果
  • 新陳代謝の向上
  • 滋養強壮

その他にもたくさんの効果が期待できるようですが、決していいことずくめではありません。

薬ですから副作用の可能性も否定できないのです。ラエンネック注射剤で過去に起こったとされる症状をあげておきます。

  • 発疹
  • 発熱
  • 悪寒
  • 頭痛
  • 肝機能障害
  • 乳房の女性化(男性)
  • 黄疸
  • めまい

これらの症状が必ず起こるわけではありませんが、起こりうる可能性があることに違いありませんから忘れないようにしましょう。

またプラセンタ注射をおこなった後の注意点として、献血ができなくなります。

これは変異型クロイツフェルトヤコブ病の検査方法が、献血された血液の検査において確立されていないためです。

この病気は神経性の難病で発症後1年~2年で死に至ります。現在のところ治療方法はありません。

献血ができなくなるということは、身近な人に万が一の事があっても助けてあげられなくなってしまうんですよ。

気になる方は、この点も良く考慮しておきたいですね。

費用はいくらかかる?

気になる費用についてですが、保険が適用されるのは肝機能障害と更年期障害の治療だけになります。

この場合は3割負担で済みますので、気にするほどではないと思います。

不眠症や美容が目的の方は実費負担となってしまいます。

使用する薬の量などにより、費用には開きがありますが1回当たり2,000程度からになりますね。

それは薬剤が1本1,000円程度の額になっているからですが、この価格もクリニックによってかなりの開きがあるのが現状です。

ですから高いところでは10,000円ほどになる場合が出てくるでしょう。

だからと言って安かろう悪かろうというわけではありません。それは注射に使うプラセンタが2種類しかないからです。

これらの金額は参考としていただき、あなたが納得できる金額で決められたら良いと思います。

また、費用については問い合わせをして、量や回数も確認しておきたいものです。そうすれば余計な心配をしないで済みます。

サプリメントの効果は?

ここでちょっと気になるのがサプリメントですね。

注射は医薬品ですし実績があります。また飲むタイプのプラセンタも医薬品としてあります。

ただ、サプリの場合は薬ではなく健康食品になりますからどうなのでしょうか?

実はサプリメントもサポートする働きがあるといわれています。ですが実感できるまでの期間は長く、1か月~数か月の時間を必要とします。

これも個人差なのでしょうが、必ずしも実感できるかどうか少し疑問が残ります。

また副作用については食品でもあることから、アレルギーが心配されます。もし合わなかったらすぐに飲むのを止めて医師に相談しましょう。

まとめ

プラセンタ注射にはいろんな効果がありそうですね。

医薬品ですので、もちろんプラスの効果は期待できますがマイナス面があることを忘れないようにしましょう。

良いところだけ見ていると、そうでない部分が隠れてしまい見えなくなることもあります。

使う、使わないを決めるのはあなたですが、どうしても必要でなければ他の方法を検討するのも選択の一つだと思います。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする