65歳で不眠の確率が高くなるのは何故?年齢との関係や対策と方法

私たちは年齢と供に体や心にいろいろな変化が出てきます。

子供だったのが成人し大人になって、そして年老いていきます。

睡眠にも変化はあらわれており、赤ちゃんの時はあんなにたくさん寝ていたのが、段々と起きている時間が長くなります。

さらに高齢になると逆に眠れなくなるとさえ言われていますが、果たしてそうなんでしょうか?

そこで年齢と睡眠の関係や、不眠対策についても見たいきたいと思います。

65歳で不眠の確率が高くなるのは何故?

65歳は不睡のピーク?

あなたも経験があると思いますが、10代、20代の頃は睡眠時間がいくらあってもOKでしたよね。

もちろん不眠で悩んでいる方はいらっしゃいますが、いくらでも寝られるというイメージがありませんか?

ところが年齢を重て良く眠れなくなったとおっしゃる方が実に多いのです。

年齢的には40歳を過ぎたあたりから睡眠の質が低下すると言われています。そして不眠症のピーク年齢は40歳代~50歳代とされています。

ですが、実際には60歳以上の年齢の方にも多いのは現実で、不眠になっている方は実に30%近くにもなるのです。

約3人に1人の割合でなっていますから、とても多いですよね。

この状態は自然に改善されていくものではなく、放っておくとこの状態が続くことになってしまいます。

睡眠が短くなる理由

ではなぜ睡眠時間が短くなるのでしょうか?

その一つにホルモンとの関係があります。

私たちが眠りにつく前にはメラトニンという睡眠ホルモンが分泌されており、深部体温が下がっている状態です。

深部体温とは体の中の温度で、これには心臓などの臓器も含まれています。もちろん脳の温度も下がるんですよ。

メラトニンについては睡眠でメラトニンが分泌される量や時間&薬とサプリのどちらで補給?で詳しく説明していますので参考にしてください。

このメラトニンの量が高齢になればなるほど減ってしまいます。

ですので眠りが浅くなり十分な睡眠が得られないのです。

朝早く起きてしまったり夜中に目が覚めてしまう事が増えるため、結果的に睡眠時間が短くなってしまうというわけです。

年齢との関係や対策と方法

年齢と睡眠の関係

睡眠時間は8時間が良いとかいろいろ言われていますね。

ですが実際のところはどうなのかというと、必ずしもその通りにはなっていないようです。

厚生労働省のデータによりますと、

夜間睡眠時間は 15 歳前後では 8 時間、25 歳で約 7 時間、 その後 20 年経って、45 歳には約 6.5 時間、さらに 20年経って 65 歳には約 6 時間というように、成人してからは 20 年ごとに 30 分程度の割合で夜間睡眠時間は減少することが示されている。一方、夜間に寝床で過ごした時間は、20〜30 歳代では 7 時間程度であるが、45 歳以上では徐々に増加し、75 歳では 7.5 時間を越えることが示されている

引用元:http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000047221.pdf

この事から高齢になって布団に入っている時間は増えても、実際に眠っている時間は減る傾向にあることがわかります。

ということは加齢によって段々眠れなくなってきていると言えそうですね。

ですが理想とされる時間も算出されています。それによりますと65歳以上は7時間~8時間とのこと。

これに対しても実際のデータでは約6時間の睡眠となっていますから、十分ではないのかもしれません。

不眠対策について

眠れないのは決して年齢のせいだけではありません。

他にも原因があるはずですが、自分でもできる改善方法を見つけてみましょう。

*運動をする

高齢者を対象にした研究では、週5日の割合で決まった運動をしている人の場合、寝付けない、途中で間が覚めるといった症状が少ないことがわかっています。

ということは毎日の運動(例えばウォーキングなど)をおこなうことで、改善できる可能性があります。

年齢的に大変かもしれませんが、続けられる内容で習慣化してしまいましょう。

注意点として、激しい運動は逆効果ですし体を痛める可能性がありますので注意してくださいね。

*食習慣を改める

規則正しい食事は生活のリズムを作ってくれます。

朝食は抜いていては一日のスタートを切ることができません。体を目覚めさせるためにも、しっかりと食べましょう。

また、バランス良く食べることも大切になります。

たくさん食べられない時にはサプリメントで補うのも良いでしょう。ただし、あくまでも主になるのは「食事」ですので気を付けてください。

また、お酒やカフェイン、タバコは睡眠を妨げますので控えたいものです。

*健康状態の確認

いくら運動や食事に気を付けていても何らかの病気になっていれば、それを先に直さないければ改善することはできません。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)や慢性閉塞性肺疾患(まんせいへいそくせいはいしっかん)などは寝ている時の呼吸を妨げる病気です。

そのほかにもホルモンの病気であったり、内臓の病気かもしれません。

精神的に滅入っていたりしても眠れませんが、いずれの場合も一人ではどうしようもない事が多いのが現実です。

心当たりがあったり、気になることがあったら病院で診察を受ける事をおすすめします。

まずは診療内科や精神科を受診して、相談されるのが良いでしょう。

まとめ

高齢になったからと言って不眠が当たり前ではありません。

睡眠不足は体と心に深刻な影響を与えます。

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)のように、高血圧や糖尿病といった複数の病気を同時に発症させる危険さえあります。

ですから加齢のせいにしたりぜずに、改善に向けて努力していきましょう。

そして健康で元気な人生を送りたいものですね。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする